【 価値の正体 編 】 ( 価値論 根幹部a ) 主観的な価値と客観的な価値 主観的な価値とは、自分の「好み」や「必要性」と言えます これに対し、モノやコトの客観的な価値を示すものの1つに 「価格」というものがあります この「価格」は ≪需要と供給のバランス≫という根拠を 客観性としてもつわけです 「価格」は、もっとも身近な価値の指標ですが 他には、学校の価値を示す指標の「偏差値」 国の価値を示す1つの指標の「GDP」(国内総生産) などがあります それから、個人の価値を示す指標が「学歴」だったり 「社会的なポジション」だったり 「名誉」だったり、「資産」だったりするのです あるモノやコトの必要性が 個人→ 特定集団→ 国→ 民族→ 世界→ 人類 となっていくに従って その必要性=価値は 特殊→ 普遍 になると言えます 空気や水は、もっとも普遍的な価値と言えます なお、主観的な価値・客観的な価値というのは 特殊・普遍 あるいは、交換価値・使用価値 とはまた別の概念のものです 「主観的な価値」は≪特殊≫ 「客観的な価値」は≪交換価値≫ と同等と言えます 唯物論的な価値の正体 ![]() 三種類の善 (ひとつ戻る) |
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